Senlis Inc. - 株式会社サンリスSenlis Inc. - 株式会社サンリス

menu

  プロジェクト分類  その他  プロジェクト分類  その他

『 ストーン・カウンシル 』

フランス映画祭2007正式出品作品
提供:ニューセレクト株式会社
配給:アルバトロス・フィルム
株式会社サンリス協賛作品

キャスト

ローラ・シプリアン/モニカ・ベルッチ
シビル・ヴェベール/カトリーヌ・ドヌーヴ
リウ=サン/ニコラ・タウ

スタッフ

監督:ギョーム・ニクルー
原作:ジャン=クリストフ・グランジェ「クリムゾン・リバー」
脚本:ギョーム・ニクルー/ステファーヌ・カベル

(C)2005 UGC YM - Integral Film - Rai Cinema - TF1 Films Production
Le Concile de pierre/スリラー/2006年/シネマスコープ/102分/フランス語/ドルビーSRD

ストーリー

ローラは養子としてモンゴルから連れ帰った息子のリウ=サンと共にパリで暮らしていた。
リウ=サンの7歳の誕生日が近づいた頃、その身体に不思議な形のアザが現れる。
そしてそれをきっかけに、母子の周囲で奇妙な現象が起きはじめた。
幻覚の中でローラを襲う、不気味な蛇や鷲。
悪夢に襲われたリウ=サンは、聞いたこともない言語を口走る。
そしてある夜、ローラの運転する車が事故を起こしリウ=サンは昏睡状態に陥ってしまう。
その後、リウ=サンの誕生日の前の日、リウ=サンは病院から姿を消してしまい・・・。

ローラは、リウ=サンの跡を追い、モンゴル東部の秘境に旅立つ。

◆◇ 監督ギョーム・ニクルーが語る、「国境を越える」映画作り ◇◆

『ストーン・カウンシル』における、僕の新しいチャレンジは大きく分けてふたつ。

ひとつは、一本の作品の中でアドベンチャー、スリラー、サスペンスといった要素を混ぜ合わせ、ジャンルレスにした上で「恐怖」と「感動」を両立させること。原作小説を読んで、それが可能だと思った。そして「この物語を“語りたい”」と心から思えたんだ。

そしてもうひとつのチャレンジが、異国の地モンゴルでの撮影だった。フランスからはおよそ50名が現地入りして、多いときには現地スタッフ含め総勢200名に膨れ上がった。彼らを連れ立って、機材を担いで文字通り「道なき道」を行くんだ。過酷だったけど、大きな混乱はなかった。もちろん言葉や食事などの戸惑いはある。でもそれは意外と小さなことで、異国の地、人、文化と交わって映画を作る喜びのほうがはるかに大きかったね。

そもそも、本作品はとても国際色豊かに仕上がっている。イタリア、ドイツ、フランスの共同製作だし、キャストにしてもモニカはイタリア出身、カトリーヌはフランス出身、その他ドイツやモンゴル、日本の俳優達にも参加してもらった。特にカトリーヌは前代未聞の「悪女役」だったけど、喜んで快諾してくれたよ。僕は現場で事細かに演出をつけるタイプの監督じゃない。だからどう演じればよいか、不安を感じる人もいたかもしれない。けれどその分、皆が個々の、それぞれの母国に根ざしたアイデンティティで演じてくれて、それが功を奏したと思っている。

僕個人としては、ひとつの映画作品に多くの国や人々が関わることは大歓迎。関わった人々のエッセンスや情熱が映画に注がれているから、結果として多くの国の人々の心を揺さぶる作品に仕上がると思う。それぞれの文化や価値観を壊さずにまとめあげることも、監督の仕事といえるんじゃないかな。

-----------ギョーム・ニクルー 談(2007年3月17日、全日空ホテルにて)

Copyright C 2015 Senlis Inc. All Rights Reserved.